- 相続財産の種類
言葉のとおり、正の財産とは相続人にとってプラスの財産、負の財産はマイナスになる財産のことです。別名、積極財産と消極財産と呼ぶこともできます。 正の財産の中には、以下のようなものが挙げられます。 ・預貯金や株式・不動産・動産・権利 対して負の財産は、借金や未払金のことをいいます。債務がプラスの財産を大幅に上回ってい...
- 債権回収と金銭トラブルの解決方法
債権とは当事者間の権利義務関係をいい、主に代金の請求権などがあります。 債権回収・金銭トラブルの法律問題としてよくあるのは、契約の相手方が経済的に苦しくなって支払えなくなる、契約内容について後から揉めるといった事例です。 ■債権回収・金銭トラブルへの対処法相手方の経済状況が悪化して支払いが困難になってしまった場合...
- 不動産の賃貸・不動産売買トラブルで弁護士に依頼できること
瑕疵とは不具合のことをいい、不動産に瑕疵が生じた場合には、賃貸人・賃借人のいずれがこれを修補するのか、費用を負担するのかが問題となります。弁護士に相談することにより、賃貸人・賃借人のいずれが責任を負うことになるのかが判断できます。また、契約時点から相談しておけば、こうしたトラブルをある程度予防することも可能になり...
- 遺言書の種類とそれぞれのメリット・デメリット
自筆証書遺言とは、遺言者が生前に自ら作成する遺言書のことをいいます。自筆証書遺言のメリットとしては、遺言書が遺言全文・日付・氏名を自書し、押印をすることで遺言としての効力が認められるため、特別な手続きが必要なく利用しやすい点があげられます。 一方、自筆証書遺言のデメリットとしては、遺言書を発見した相続人が家庭裁判...
- 遺産分割で起こる問題とは
相続の際、遺産分割について起こる問題とは以下のようなものが考えられます。 ■遺留分が侵害される遺留分とは、相続の際遺留分権者に認められる「相続できる遺産」の最低額をいいます。被相続人となる方が、生前贈与や遺贈などにより遺留分を侵害するような財産の分配を行っていた場合には、被相続人の子、直系尊属、兄弟など遺留分権者...
- 離婚が成立するための方法と要件とは
協議離婚とは、当事者間の合意と戸籍上の離婚届だけで成立する離婚方法をいいます。 ■調停離婚調停離婚とは,調停という手続によって成立する離婚方法をいいます。 ■審判離婚審判離婚とは,調停に代わる審判という手続によって成立する離婚方法をいいます。 ■裁判離婚裁判離婚とは,裁判手続によって成立する離婚方法のことをいいま...
- 企業法務の必要性
■企業法務とは?企業の事業活動に関わる法律上の業務のことを、広く一般的に企業法務といいます。 企業法務には様々な業務が含まれていますが、臨床法務・予防法務・戦略法務に大別されると考えられています。 臨床法務とは、企業の事業活動に伴って法律上の問題が生じた際に、これに対処する法務をいいます。例えば、企業間紛争への法...
- 企業間紛争・訴訟のリスクと対策について
仲裁とは、中立的な立場から解決基準を作る仲裁人が最終的な判断を行い、これによって紛争を終局的に解決する制度をいいます。 高下謹壱法律事務所では、東京都中央区銀座で法律相談を承っております。相続・離婚等の一般民事から企業法務まで幅広い法律問題に対応しておりますので、東京23区内で法律問題にお困りの方はお気軽にお問い...
- 顧問弁護士がいるメリット
■顧問弁護士とは?顧問弁護士とは、企業の法律問題について日ごろから継続して相談を受け、助言を行う弁護士のことをいいます。事件ごとに法律相談や法的対処を依頼される弁護士とは異なり、継続して契約関係を結び、多くの事件・問題に継続して対応する点に特徴があります。 ■顧問弁護士がいることによるメリット●法律相談のハードル...
- 不当解雇されたときの対応について
普通解雇とは、労働者側に問題があると判断され、会社が特定の労働者を解雇する場合を言います。懲戒解雇とは、労働者が就業規則などの規定に違反した場合や法律違反を行なった場合に懲戒処分として行われるものを言います。整理解雇とは、会社の倒産や経営悪化によって経営上、人員削減や雇用困難の場合に行われる解雇のことを言います。...
- 信用情報機関(ブラックリスト)に登録されるデメリット
ブラックリストとは、信用情報機関が保有する情報に不利益な情報が保有されてしまうことを言います。 信用情報機関とは、金融機関と消費者との取引情報を管理する民間業者のことを言い、金融機関は消費者との取引情報を取引後、信用情報機関に報告するという法的義務に基づき、報告を行うという仕組みになっています。 ブラックリスト入...
- 債務整理の種類
債務整理とは、債務が収入を超過してしまった場合、すなわち、債務超過となってしまった場合に借金の返済問題を解決するための方法のことを言います。一般的に債務整理には任意整理、個人再生、自己破産、特定調停の4種類があります。 任意整理とは、債務者が債権者と直接的に交渉を行い、将来利息をなくしてもらったり、月々の返済額を...
- 国選弁護人と私選弁護人の違いとは
そもそも国選弁護人とは、憲法37条3項の「刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。」という条文により、憲法上認められた被告人が依頼できる弁護人のことです。 憲法が被告人(起訴された人)としていることから、かつては起...
- 示談成立のメリットと示談不成立のデメリット
刑事事件における示談とは、加害者と被害者が裁判を経ずに当事者間の合意によって民事上の紛争を解決することを指します。 示談の内容としては、加害者が被害者に対して被害の損害賠償金や慰謝料などの示談金を支払う、被害者は加害者のことを許し被害届や刑事告訴を取り下げる、というものになることが多いです。 この示談を行い成立さ...
- 刑事事件における弁護士の役割とは
刑事事件における弁護士の役割とは、主に、犯罪の嫌疑をかけられている被疑者(俗にいう容疑者)や被告人(起訴された人)の味方として警察や検察と闘うことです。 一個人や企業など同士の争いである民事訴訟と異なり、刑事訴訟では、個人が警察や検察という実質的に国と闘わなくてはなりません。また警察は捜査におけるプロであり、検察...
- 個人再生の申し立てをするメリット・デメリット
個人再生とは、何らかの債務を負っていて返済のめどが立たない時に選択できる、債務整理の方法です。個人再生を申し立てることにより、借金を減額してもらうことができます。ここでは、個人再生の申立てをする際のメリットとデメリットについて詳しく見ていきます。 1 個人再生の申立てをする際のメリット(1)債務が減額される個人再...
- 交通事故における過失割合の決め方
交通事故における過失割合とは、自分と相手の過失を割合して表すことをいいます。例えば、自分の車と相手の車が追突する事故が起きたとします。すると、どちらにどれだけ責任があるか、つまり過失があるかを算出し数字で表します。 交通事故は警察の管理下にあるため、過失割合も警察が決めるのではないか、と考えている方もいるでしょう...